君たちはどう生きるかのみやっちのネタバレレビュー・内容・結末

宮崎駿監督が今まで世間に愛されるジブリ作品をたくさん作ってきたからこそ、活きる映画だったと思う。

わかったことは、その時代を生きる"時代別にわかれたドア"があのお城にはあったこと。｢炎が見られる世界なんて素敵ね｣と言い、火事で死んでしまう未来があるとわかっても、女の子（まひとのお母さんの少女期）は戦争が待ち構える自分の時代に戻っていったこのシーンを見て、その時代に自分という存在が誕生した、選ばれた、もしくは選んだ以上、自分が決めた生き方で突き進んでいくべきだとわたしは背中を押された。そう感じたとき初めて、この映画のタイトル｢君たちはどう生きるか｣のメッセージを読み取れた気がした。