このレビューはネタバレを含みます
霊に一度憑依されてみたいと思いました。
ミアが初めて霊に憑依された後、「自分は自分のはずなのに、霊に憑依されると自分のことを補助席から見ているような感覚になる。」というセリフに、イメージ通りだな。やっぱり憑依というのはそういう感じなんだな。と思わされた。
ダニエルがミアに言っていた、「一度霊が体に入ったら自分が思っていることをなにもかも全部知られてしまう。」というセリフから、ミアに入っている霊はずっとお母さんではなく、やはり最初に5分以上ミアの体に居させてしまった太ったおばさんの霊だとわかった。おばさんの霊がミアの心を読み取って見させた幻覚。そこに怖さを感じた。
A24の降霊作品はヘレディタリーに続きおもしろすぎる。
ミアが車に惹かれて亡くなった後、病院で元気に退院するライリーや、エレベーターに乗る父親の姿がミアには見えた。あの光景が現実になったと解釈して、ライリーが退院後、みんなはミアのことをどう思っているんだろう。みんなの気持ちが気になった。