このレビューはネタバレを含みます
ちらほらこの映画について情報が入り始めてきたので慌てて鑑賞
確かに謎のままのところもあるけど、この作品については考察や評価とかするのはなんか違うなと思った
一人の人間がいてその人の性格がどうやって出来上がったのか、どんな性格であるかを他人が(自分さえ)説明できないように、この映画も説明なんてできないと思う
内容については、導入部分、
濁った池、暗い森、泥、死の匂いがぷんぷんする
下の世界に行って夏子を探すのはやっぱりイザナミを追って黄泉の国へ行ったイザナキを思い出した
ひさこが若い時神隠しから生還したのは、眞人がなつこを探しに行ったから、というところに繋がっていて面白かった
とにかく宮崎駿の作品は「行ってみたい、食べてみたい、触ってみたい、聴いてみたい、嗅いでみたい」と見た人に思わせる力がすごい
この作品はそれを惜しみなく与えてくれた
見る理由はそれだけでいい