解釈がとても難しかった。
これまでのジブリ映画のあらゆる要素がギュッッッッと詰まってる感じ。
眞人の言葉数が少なくて淡々と物事を受け入れていく感じは、the主人公タイプではないけれど、だからこそいいなあと思った。
現実は楽しいだけじゃなく辛いこともたくさん起こりうるし、生きていくということは綺麗事ばかりでは無理がある(ペリカンとわらわらの関係性しかり)。大叔父さんみたいに現実から逃れ、虚構の世界に没頭することもできなくはないけれど、果たしてそれでいいのだろうか。自分の全て好きなことで埋め尽くした世界は幸せで溢れているのだろうか。映画を観たかぎり、そうではないと思った。積み木が倒れる様に、そんな世界にも闇はあるしいつかは終わりを迎える。だったら君たちはどう考えてどう生きる?と問われている気がした。
正直いって、このストーリーはよくわからなかったしメッセージもあるようでないような、ないようであるようなといった感じだが、私たちがどう感じ何を考えたのかが重要なのではないでしょうか。
にしても難しいです。
これまでのジブリをみている人からしたら、あの映画のこのシーンに似てる!という興奮ポイントは多々ありました。