映画は特定の場面からの一方的な切り取りに過ぎず、だからぶつ切りになるんだけど、本当は世界には膨大な文脈が交錯しながら存在していて、それは人生の数の比にならないほどこれからも増加していくし、そしてそれぞれが途方もなく延伸を続けるんだよなと思った こうして世界は拡がっていくし、個人が救済のために行う都合の良い解釈を許せるだけの拡がりを世界は既に持っている気がする 感覚器官を通して伝わってくるそれが解釈でも、真実だとしても、まあ、私が信じたいままに信じさせてもらうから 終わり方が大好きで、何度も何度も思い返している