上映時間約二時間、確かに時間を感じさせない作品だったことは確かでした
冒頭の映像と内容で、映画としての設定と時代背景を一発で分からせる創り方にちょっと感動と感心です
そして徐々にファンタジー要素が入ってくると「水」「海」「火」「風」「紙」「石」「岩」「星」そして「悪（悪意？）」、「善（善意？）」が一見繋がりがないように次々の場面として転換されていきます
ある意味人類の、地球の、現世界の原点となる要素たちです
現実とファンタジーの狭間を往き来している感覚になります
「悪（悪意？）」のない世界は滅びる？
「悪」のない世界が「悪」のある世界に滅ぼされる？
どちらにしても多くの「悪」が存在してもその世界は成り立たないけど、ゼロでも成立しないってことなんだろうか…？
創り手がなんの前情報を告知しないで公開に踏み切った理由がなんとなく分かった気がしました
ただ、エンタメ作品としてここまで不可解で不安定で不理解を許容して良いのか？
それでエンタメとして成立しているのか？は疑問が残るところです
と、考えさせることがまんまと創り手の掌の上で転がされているんだろうな…😅
凡人は天才には敵わないということか…😓？
いろんなことを踏まえて厳しめに3.5としました！
