おそらくは毎度本気で言ってる引退宣言および撤回を繰り返し続けて今回もまた一本渾身こめた映画を世間に放った宮崎駿に対して、ただいくらかの金を払ってソファ製の座席でぼーっと2時間アニメ眺めたにすぎない観客たる僕らっていうのは、あの「カルロス会見頑張ってねー!終わったら遊ぼー」と言ったギャルのように、「ハヤオ映画頑張ってねー!終わったら遊ぼー」とリプライを飛ばすべきと思うよ。
おれにはどうもそれこそが宮崎駿のずっと下の世代の健やかな姿勢に感じるのだ。この映画を観て。
「あ、てか映画見たよー!めちゃおもしろかったー!おつかれー!」