このレビューはネタバレを含みます
宮崎駿監督の成分を浴びることができるのはもうこれが最後だと思う。
リアルタイムで観ることができていい経験をした。
ゲーテの神曲や過去作などいろいろな知識と彼自身が何を好んでいるかを推測しながら見なければならないと考えていたが、そんなもん全部どうでもよくなるくらいの内容だった。
確かに、このシーンはこの作品のあれだなという細かいところを探していくのももちろん楽しめたが、映画が終わる最後の曲との親和性の高さが素晴らしかった。
映像、音楽、すべてが合わさっての宮崎駿作品だと改めて感じた。