ゆとり

君たちはどう生きるかのゆとりのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

2024/01/28
みなさまお久しぶりです!
なんと、、4ヶ月ぶりに映画館に行きました。
全然見る気無かったけどオスカーノミニーで気を引かれ、思えば駿さんの新作を劇場で見るのも最後だろうなと気がつき。早起きして行ってきましたよ。
公開して半年以上経つのに情報があまり出回らなかったおかげですっごく楽しめました、、。
よく見るアクション映画だと、もう話が入り組みすぎて何が何だか分からないってことが多発していたけど、これは話も複雑では無いので苦労せずついていけた。
・病院に向かって走るシーンで確信、これドルビーで見る映画だと。ジブリ映画で音に感動する日が来るとは。
・え、怖い。何度も鳥肌立った、若干ホラー。
・ジブリの洋館デザインは素敵。和式のお屋敷みたいなのも見応えあるし。
・千と千尋と比べると登場人物の同じような動きも格段に自然に描写されている、、!
・ちょっとずつ今までのジブリ作品と似ているところがある。敢えてかな。
・平たく言えばマルチバース的展開で、一瞬自分のいた世界に戻るところが面白い。
・潜った先(マルチバース)が崩れる時涙が出た。美しく、親切な人たちがいる世界が無くなってしまうことが悲しく、加えて千と千尋やハウルっぽさを感じていた世界が壊れていくのを見ると駿さんが作ってきた映画が壊されているようで、作品作りを終える監督の思いのようなものを感じた。←千と千尋は別世界が見えなくなる、忘れるだけだけど本作では物理的に世界が無くなったので。
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