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君たちはどう生きるかのmaiのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞受賞を記念し再上映していた『君たちはどう生きるか』!
今度行こうとしてる金曜ロードショー展に、当映画の特設コーナーがあると知り、滑り込みで見ました👀🌟

感想としましては「あっ、このシーン、、、」「おお、このシーンも、、、」「ジブリって感じ〜(^O^)」です。笑
生まれて初めて見るジブリ作品がこれだったら、勿論捉え方は変わったんだろうな〜。まあ、このジブリの世界観が好きなんですけどね><
繊細な生活音や調理シーン、音楽、一つ一つのシーンが丁寧できれいで、ジブリすぎた。🤭

あとあと『君たちはどう生きるか/吉野源三郎』を読んでから観にいってネ!とか言っといてほしかったよ!!!作中、主人公 眞人がお母さんからの贈り物として受け取ったその小説を読んで涙して、生き方というか考え方が変わったんだよね^ - ^ 私、「まだ読んでなくてその涙の理由理解してないんですけど〜置いてけぼりだぁ〜〜」って気持ちでしたね^ - ^

よって、映画鑑賞後、ちゃんと図書館で小説も読みました☆〜(ゝ。∂) 読んで、人との繋がりや友達の大切さを再確認できましたし、「お母さんが伝えたかったこと」も何となく理解できましたので、以下当映画のストーリーなど記録^ - ^💗


✍️ストーリーとか思ったこと

序盤は、眞人君、お母さん亡くなるわ、田舎に引越しさせられるわ、家のおばあちゃん達の食い意地凄いわ、田舎もんの同級生にヒソヒソされるわ、と色々気の毒だったね。

下校中には眞人君の態度が気に食わない同級生に突き倒され、ボロボロに。そして、自分で自分の頭を殴って大流血。(そりゃあんだけムスッとダンマリしてたら、キレる子はキレる笑)

大流血からの高熱、、、
コペルくんじゃん!(小説の主人公)

ちなみに小説は、友達との約束を守れず大後悔+高熱の出たコペル君は、叔父さんやお母さんの話を聞いて、ちゃんと友達に謝罪の気持ちを伝えれて、また友達に戻れて、自分は良い人として生きていこうと決意したところで終わるわけだけど。

映画はそんな小説を母からの言葉として読んで、心を入れ替えた(?)眞人君の物語。

眞(マコト)の人(ヒト)と書いて、真人君。

「人」は支え合わないと生きていけないとかよく言うけど、本当にその通りで、人は人と関わってこそ、成長できるし誤りを正せるし、なんてったって楽しいよね!!!私はそれを毎日友達と当たり前のように会えていた学生から、社会人になったとき痛いほど感じたな〜〜。って自分語りは置いといて。

この小説を読んで、眞人君は消えた夏子さん(義母)を探しに行くんよね(勇敢^ - ^)


ここからはもう不思議な世界観大放出!!好き!!🌈火を操れるヒミとの出会い、大きなセキセイインコ、もののけ姫のコダマみたいな白い存在ワラワラ!!笑

眞人君が捕まり、インコが包丁を研いでるシーン、セキセイインコのザ悪役って感じの表情好きだったな笑

アオサギは、鳥の姿の時は本当に綺麗だからさ、人型になったときとのギャップがあるよね。笑
声、菅田将暉さんだったのか、、、ヒミはあいみょんだし、、、父さんがどう考えてもキムタクってことしか気づけなかった。笑

ラストの方の眞人君とヒミとの会話もなんか分かんないけど超ジブリ。「眞)一緒にこの扉から出よう!」「ヒ)ダメよ!私はこっちから出て真人を産めるなんて幸せじゃないか!」「けどそれじゃ、あの火事で死んじゃう!」「火は好きよ!」ってさ〜〜🥺若いのに運命を受け入れてる感じ、ヒミちゃん凄くない???

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これから、この作品も金曜ロードショーとかでよく流れる作品になるのかな〜〜〜何回も見て、1回見ただけじゃ気づけなかった学びとかまた得られたら嬉しいな^ - ^♡


今の自分としては正直、映画より、映画後に読んだ小説が素晴らしすぎて、小説を読むきっかけを作ってくれて感謝🫂って気持ちが強い🤤


まだ小説を読んでない方がいましたら、是非一度読んでみてください(^O^)♡
mai

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