Uえい

マダム・ウェブのUえいのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
3.0
「ヴェノム」「モービウス」に続くSSUの一本。評判がかなり悪くてスルーしていて、確かに詰め込みすぎていてチグハグな印象を受けた。ドラマでじっくりやってくれたら見やすかったかなと思いつつ、そんなに悪いとも思わなかった。

救命士として働くキャシーは、任務中の事故で生死を彷徨い、未来を見てしまうようになる。そんな中、エゼキエルという蜘蛛の能力を盗み成功した男が、自分が三人組のヒーローに殺される予知を見る。そして、その三人が成長する前に殺そうと動き出す。

「マイノリティ・リポート」的な展開が始まりながら、主人公キャシーは、エゼキエルに捕まりそうな女の子三人を助ける事になってしまう。子供嫌いのキャシーが子供と共に逃亡するのは、地下鉄のシーンもあるからか「グロリア」を連想してしまう。

サスペンスの要素は映画の持続力に寄与しているが、ミステリーの要素は結局超能力なのでイマイチな感じだ。エンディングの「ドリームズ(クランベリーズ)」でいい映画と錯覚してしまったか。
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