ふゆうを奪われたゲンガー

シティーハンターのふゆうを奪われたゲンガーのレビュー・感想・評価

シティーハンター(2024年製作の映画)
3.7
アスファルトを〜♫
ネトフリ制作、ネトフリ独占映画であるシティーハンターの実写化映画である。
世代的にシティーハンターは作品名と冴羽獠というキャラクターくらいしか認知していない作品だったが、鈴木亮平演じる冴羽獠は『あ、冴羽獠だ』と思わせられるくらいハマっており、コミカルさとワイルドなかっこよさの絶妙な塩梅を巧みに演じ分けていた。(なんで声まで似てるの…)
本作は謎の組織に追われる少女を新たな相棒と共に捜索→救出するというシンプルな構成になっており、派手なアクションと銃撃戦と要所要所に挟まれるコメディ要素でシティーハンターっぽさを感じられるとても見やすくまとまった構成に仕上がっていた。
敵組織の小物感や、ヒロインの兄や父との関係説明の唐突感や駆け足感、チープに感じる戦闘シーンを少し感じたが、シティハンターを知らないor私のような作品は知ってるけどどんな話か知らない様な新規視聴者でも問題なく見ることができる良い塩梅の映画になっている。
敵組織の動向や正体は全く掴めておらずこれからといった感じなので、続編あればお願いしますネトフリさん。
上記の通り原作は未視聴なので原作再現度やオマージュシーンなどの解説は別のところで見てねてね⭐︎