配信開始と同時にチラホラ出てきた評判通り、冴羽獠であり、中の人である神谷明をリスペクトして、全身で体現した鈴木亮平の（テンションが上がってる時の裏返り声はもちろんの事、顔は全然違うのに、漫画やアニメを彷彿させる表情（特に、マジモードになった時に見せる死んだ魚のような目は、漫画を思い出す程にそっくり！）の作り方等々、研究してるんだなあとしみじみ実感できる）再現っぷりは大変素晴らしく！
それは香を演じた森田望智も同様で、アニメで描かれたような大仰な身振り手振りに、ふとした瞬間毎に伊倉一恵の声を彷彿とさせていて凄いなあとしみじみ！（実写では色んな意味で難しそうなハンマーを登場させる力技的演出や、一般人くらいのスキルしかないのにお節介故に足を引っ張るけど、勘の鋭さで補完してる人物描写も見事に再現！）
その他にも、今は無き駅の掲示板から導入部分から始まり、新宿を拠点として活躍している様子だったり、水に濡れた状態で死にゆく槇村兄の最後だったりと、シティハンターイズムをそこかしに感じられる内容がたっぷりで、シティハンター愛に溢れた作品だなあと思うのと同時に、敵？の設定がSF過ぎて興ざめ。。。
人成らざる者を対峙させて難題をクリアしていく様子を描く事で、獠ちゃんの最強っぷりを表現したかったのかもだけど、SF設定が前に立ちすぎてて、シティハンターの面白さを帳消ししていたよ…残念すぎる。。。
