社会のダストダス

朝がくるとむなしくなるの社会のダストダスのレビュー・感想・評価

朝がくるとむなしくなる(2022年製作の映画)
4.1
12月1日公開作品が色々あるなかで最初に選んだのは本作、もちろん『ナポレオン』や『エクソシスト』も気になっているけど、本作はFilmarksによればシネクイント一か所でしか上映していないようで、せっかくお休みだったし尺も短いし他の作品はどこでもやってるから仕事帰りでもチャンスあるしで選ばれました。

会社を辞めコンビニでアルバイトとして働く希(唐田えりか)、実家には会社を辞めたことを言い出せず、慣れない接客業に苦戦する日々。ある日中学時代のクラスメイトだった加奈子(芋生悠)が偶然再会する。

唐田えりかさんの出演作を観るのは初めて、可愛いです。バイト先の飲み会では静かにしているけど、友達と飲んでるときは声でかいし早口になるところは共感性羞恥心を刺激された。芋生悠さんは『ひらいて』と『牛首村』で観たことあるけど、本作含め役柄が全然違うのでいつも初めましてな気がしてしまう。

私自身、最近色々あって社員からパート契約に変えたということもあり(同じ会社で働いているけど)、題材的にも少し関心があった。ちなみに私は今のところ、朝が来てもむなしくなりません、少し寝坊ができるようになったことを満喫しています、人それぞれですね。

まとめると、美女の部屋着姿最高、美女がボーリングする後ろ姿最高、熱々のおでんを顔面にぶっかけるのは傷害事件。映画的にドラマティックなことは特に何も起きない作品だけど、年末になって振り返ると不思議とそういう作品のほうが記憶に残ってたりする。