織田裕二がグズってレインボーブリッジの封鎖に失敗する映画。
上記の有名な台詞は意外とあっさりしてるんですね。それにしても、セルフパロみたいに沖田が「事件は現場じゃなくて会議室で起きてるのよ」みたいなことドヤ顔で言うけど、それを言うなら「会議室で解決するのよ」でしょ。というかこの沖田というキャラはあえて悪く描こうとしている部分も含めて問題ありすぎ。前作同様、スリや婦女暴行といった他の事件も同時並行で進行するけど、本筋の事件には一切絡みません！
リストラ問題みたいなのを扱ってるけど、逃亡中に刑事に話しかけられて車から出てわざわざ橋のど真ん中でベラベラ喋ってるような無能はリストラされても仕方ないんじゃないかな。このシーンもそうだけど、テーマを台詞で説明しすぎ。ワイヤートラップの件は唖然。クライマックスで青島が「血が足りません！」みたいなことを聴衆に訴えかけるけど、「すみれが血が足りなくて瀕死状態」みたいなシーンってあったっけ？あと、秋田県民じゃないけどこういう方弁のイジリ方は半笑い感強くて好きじゃない。
青島刑事ほぼ何もしてないけど賞もらえるのか！と驚いたけど、ラストのあの場を欠席するなら事前に連絡してるだろうから「青島刑事！」とか言ってるシーンはおかしいと思う。
