ニシカ

キングダム 運命の炎のニシカのレビュー・感想・評価

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)
4.1

『全軍 前進 』


キャスティングが神ってる。
脚本に原泰之が参戦しており物語の純度を損なわず原作のアレンジも流石の見事さ。トーンダウンすることなく前作を軽く超えてくる絶佳を伴い激しく熱量を放っている。嬴政の揺るぎない使命のバックボーンを描く哀しみの紫夏編、信の夢への道がいよいよ動き始めた飛信隊の結束からその躍動、六大将軍最後の生き残り王騎が魅せる天下の大将軍としてのデカさ!ドラマもバトルも強欲に響き合わせマンガ原作の実写化の最高峰を更新し続けている

嗚呼、何処までも続けてくれーーー‼︎!
(たぶん4か前後編として4.5で終わるよね涙)




大騎役大沢たかおの素晴らしすぎる怪演、羌瘣役清野菜名の情感を閉じ込めた瞳など原作世界観を見事に3次元へ昇華しているけど、紫夏役杏ちゃんの恩愛が染み出すその姿を含めMVPです。(李牧は予想通り小栗旬だったね。カイネは佐久間由衣かー、目が違うんよな、、。そして期待を裏切らない漢 要潤演じる騰も相変わらず良い仕上がりw)


河了貂の別スタジオで解説感はもう少し臨場感や戦場の臭いが欲しかったよなー(^_^;)
ニシカ

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