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キングダム 運命の炎のmitoのレビュー・感想・評価

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)
3.2
2023年90本目。
人気コミックの実写化も3作目。

佐藤信介監督のアクションに対する信頼感は最早確固たるものになっているという事が実感出来る。
2部作のPart.1に当たるという作品的にパンチが弱くなってしまってもおかしくない作品で映像的な楽しみをコレでもかと見せつけてくれ様はるろうに剣心シリーズ同様、日本のアクションシーンでも随一と言っても過言ではない出来。

反面、主人公勢のお遊戯感という、これも佐藤信介監督恒例の問題を孕んでいるのだけは頂けない。
山崎賢人演じる信率いる百人隊の活躍に場面が移ると一気にお遊戯感が強くなる。

反面、るろうに剣心シリーズ同様、ベテラン俳優勢の説得力の高さに助けられる。
シリーズ鑑賞前に、王騎の再現度が一番高くなると誰が予想したか…。
大沢たかおの怪演で謎の説得力が回をこなすに連れて強くなるのは、なんだコレ(笑)
まあ、これは邦画共通の問題なので何とも…。
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