きりん

キングダム 運命の炎のきりんのレビュー・感想・評価

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)
3.9
春秋戦国時代の秦。魏との戦いに勝利した彼らのもとに、積年の恨みを抱える趙が攻め込んでくる。伝説の大将軍である王騎(大沢たかお)を総大将に任命し戦いへと向かう話。
「キングダム」シリーズ第3弾。


序盤は秦の国王・嬴政(吉沢亮)の7年前に遡り、恩人である紫夏(杏)との記憶を語ることで戦いへの覚悟を示す。若き王のため命を懸けて使命を全うする紫夏の姿は感動して涙が出たよ😭ここでの嬴政の目がこれからの時代を見据える目に変わったのが印象的でグッとくるものがあった。

中盤いざ趙との戦いとなってから、百人将となった信(山崎賢人)は王騎将軍から「飛信隊」という名を授かり特殊任務へと向かう展開に。
ここで飛信隊の名前が初登場。今なお原作では武功を上げたあとも引き続き飛信隊として戦ってると思うと感慨深い。本作でもその成長っぷりは伺えた。ただね、ただどうしても無理ゲーな任務だったのが映像観ててありありだったので、や!無理でしょ!絶対無理やんと心の中で何度も叫んだのは内緒🤫笑

本作の一番の見所は信の特殊任務での活躍と言いたいところだが、個人的には王騎がついに戦場へと趣きその手腕を見せるところ。いつも馬上でムフゥッしながらも知略巡る戦術はあっぱれだわ✨王騎しか勝たん‼️
ただ因縁とも言うべき武神龐煖とのあれやこれやは本作では語られておらず持ち越しなのは残念だった。
あまりにも中途半端な終わり方だったのはどうにかならんかったのか🤔

いつもキャストで驚かされるけど、今回も李牧は予想と外れたぁとか龐煖はめちゃくちゃ意外なキャスティング~と楽しませてくれる。カイネは大好きな俳優だったのでテンション上がった🙌🏻やはりキングダムはキャスティングが秀逸✨

物語としては正直ほとんど進んでないのが気にはなるけどしっかりと最後まで映像化して欲しい。とはいえ原作漫画もまだまだ終わりは見えてないんだけどね🤣
きりん

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