このレビューはネタバレを含みます
コングの暮らす地下の領域に未知の空間が！不思議な信号も発せられてる！？
コングと話せる少女・ジアの様子が何かおかしい！不思議な周波数の音をキャッチしちゃ不安定になってるみたい！？
寝てたはずのゴジラが活動し始めた！エネルギー溜めてるっぽい！？
一体この世界はど〜〜なっちゃうの〜〜！？
というざっくりあらすじ。
怪獣大戦争！を楽しみに見に行ったんだけど、「コングがピンチの一方、その頃ゴジラは…」「ゴジラが暴れてる一方、その頃ニンゲンは…」「ニンゲンが色めき立つ一方、その頃コングは…」と3つのストーリーラインが短いスパンでブチブチと切り替わるのが本当にダルいし、集中力削がれるし、ニンゲンのお話が個人的にはあまり面白く感じられず、前半1時間くらいが異様に長く感じられてしまってつらかった。
「この面白くないブチブチストーリー、いつまでやるの？」と流石に一度時計を確認してしまった有様。
…だったんですけど。
ゴジラとコングの間に怪獣たちの美しき女王・モスラが現れ「ちょっとアンタたち！喧嘩してる場合じゃないでしょッ！？」しに来てからが「今までのつまらなさ、何だったの！？」になるくらいの濃密な『怪獣タッグマッチプロレス』が見れたし、ネコ鍋ならぬ『ゴジ鍋』がめちゃめちゃかわいかったので、もう、大丈夫です！ありがとうございました！
前半のグンニャリ…が響いて、手放しで最高！と褒められないのが残念だけど、往年の少年漫画が如きコング周りの熱い物語運び、ゴジラに景気よく壊されていく世界の観光名所、パワーアップしたゴジラとコングのガチンコタイマンは「あーこれこれ！これが見たかったんすよ！！」とだいぶ気分がアガるので、お時間余裕ある方はぜひ劇場で見て欲しい〜
