このシリーズを見るたびに「人間ドラマパートなんか要らんねん、はよ怪獣バトルを見せんかい！」と思っていたのですが、その声が届いたのか、今回は人間パートはほとんどなし、コング目線で２時間行きます。
でね、ホントにわがままで申し訳ないんやけどね、、、今度は逆に人間パートが足りなさすぎるんよ！ずっとセリフ無しゴリラの顔芸見せられて、飽きてくんのよ！
ほんでコングが小物過ぎるわ。
今回はオランウータンみたいな敵が出てくるんやけど、人間の女の子に助けを求められてコングが一番にやったことは「任せろ！ゴジラ呼んでくるから！」やからね。人間の使いっ走りやん！
ゴジラに助けを求めに行ったくせに、全然耳を貸さないゴジラに逆ギレして、バンブルビーパンチ喰らわせるダメっぷり。
このように、コングはゴジラに全く敵わないんですけど、戦力差を埋めるために斧持ってるんよ。
この斧があるから、なんとか主役なんよ。
せやのに今回、なんかある度に斧を落としたり忘れたりしよるんでね。
「斧無いゴリラはただのゴリラだ」状態なんよ。「バカ！コング、今にローストゴリラになっちゃうから、いやよ私、そんなお葬式」とかジーナに言われてる場合じゃないんよ。
完全にゴジラの方が強いのに、映画としてはコング9割ゴジラ1割なので、タイトル詐欺というか、「大迫力の超大作映画は楽しめたけど、コングとゴジラは対等にして欲しいなぁ」という感じでした。
