エンドロール

シネマ歌舞伎 唐茄子屋 不思議国之若旦那のエンドロールのレビュー・感想・評価

3.7
都合の良い上映回を選んだら、偶然にも応援上映だった…!応援上映自体が初めてでどんなものかと思ったが、開始直後こそスタッフがお手本で掛け声を発していたくらいで、お客さんは殆ど不参加状態。応援上映は初見には厳しいものがあり、この作品にリピーターがどのくらいいたのか疑問。作品自体は面白かったけれども、応援盛り上がらず少し残念。
宮藤官九郎らしさと歌舞伎の融合、楽しかった。実の親子である俳優たちを若旦那、ミニ若旦那と使い分け!だけど修行僧の下ネタは要らなかった。
ゲキシネもそうだが、舞台を映画館で観る良さはやはり演者の顔をアップにしてくれるところ。逆に、今見たいのそこじゃないのだが…というカメラワークもある。
とりあえず翌月に歌舞伎座に行くことにしてしまった。そのくらい、歌舞伎の魅力を久しぶりに思い出させてくれた。