エンドロール

ボーはおそれているのエンドロールのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.9
2月に観る映画のなかで、こちらと「哀れなるものたち」にものすごく期待していた。結果、自分の中では「哀れなる〜」の方に軍配が上がった。
とは言っても「こういうホアキンが見たかった」がちゃんと満たされたし、存分に楽しめた。冒頭の部屋が侵入者たちにめちゃくちゃにされるあたりまで、「マザー!」を思い出した。あちらほどではないにしても、本作もまた色々なメタファーが散りばめられているのだろう。それらを把握し切れていなくても、長さが気にならないくらいちゃんと面白かった。
パティ・ルポーンて聞いたことがある名前だと思ったのにお顔を見てもピンと来ず、よくよく考えてみたら「グリー」でレイチェルが憧れの人として散々名前を挙げていた女優だった。自分自身は初めましてであった。
それにしても、邦題。もっと何とかならなかったのか。直訳すぎて失敗してるパターン。