ヨコ

劇場版 君と世界が終わる日に FINALのヨコのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

普段はテレビドラマから派生するタイプの映画には食指が全く動かないタイプです。
ただ、今作に関しては、Hulu版や各種スペシャルドラマまで制覇した身として、主人公響の最期を見届けないわけにはいきません。そして意外なことに、すごく面白かったんです。
ツッコミどころはあったかもですが、スピーディーで退屈しないし、最後はあぁそうきたかと感心もしました。
キャストも素晴らしかった。
特別出演のあの方もいたし、特撮率の高さにびっくり。
それから髙橋文哉くん、いいですねー。
男臭い役は初めて見た気がしますが、フレッシュでとても魅力的でした。
主演の竹内涼真さん、なりふり構わぬ魂の演技で、本当に素晴らしかったです。相当な熱量と、役者としての確かな力量がなければ、この役はできないと思いました。
シリーズ通してとにかくこんなに報われることのない主人公っているんだろうかと思っていましたが、この結末はバッドエンドでもあり、ある意味究極のハッピーエンドでもあり‥。
個人的にはすごく納得したし、ある種のカタルシスも感じました。
Huluまですべて見たので、多少のツッコミどころはスルーできるスキルを身につけましたが、20年後のカップルがまったく老けてなさすぎたのがどうしても解せなかったかな。
長々と書いたけど、とにかく個人的には大満足でした!
ヨコ

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