ヴレア

劇場版 SPY×FAMILY CODE: Whiteのヴレアのレビュー・感想・評価

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)
2.8
キャラクターの魅力に頼り甘んじている感が強い。ストーリー的にそこまで先が気になるような訴求力に乏しく、あまり盛り上がらない。
そもそものミッションがアーニャの調理実習の為にあるデザートを食べに行くという話なのに、色んな偶然やハプニングが重なってひたすらまわり道を余儀なくされるという話。なので
結構行き当たりばったりというか、無理矢理話を引き伸ばしているように思えた。
なのでシリーズの新機軸となるような深い話ではなく、これまで語られ無かった話があるわけでもなく、悪く言えば当たり障りのない内容。根本的にテレビアニメでやってもいいような話なのに無理やりスケール感を出しましたという感じなので劇場で観るほどの内容には感じられ無かった。
「SPY×FAMILY」を初めて観る方にも優しい作りになっているのは良いと思いました。とにかく分かりやすくて入り込みやすいので入門編としては良いかもしれません。
ここで絶賛してしまうと作り手が満足してしまう気がするので点は厳しく付けました。だって、アニメ2期の豪華客船編の方が絶対面白いでしょ。

(イオンシネマ限定のピーナッツキャラメルポップコーン(ポストカード付き)を食べながら鑑賞)
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