前回、ウッズボローでの惨劇から命からがら生き延びることのできた4人はニューヨークで新しい生活をトラブルを抱えながらもどうにか楽しんではいた。
しかし、そんな新生活を引き裂くゴーストフェイスがまたしても姿を表す.....
面白い...面白い...面白い...が...
このシリーズはどうにも過去をわざわざ引用してきて薄っぺらーく引き伸ばす節がどうにも気に食わないと感じてしまう、なんだろうかこの脚本や流れに対する不快感は。
バンバン人を殺してくれるのが良いが、殺人シーンに全く愛を感じられないし、中盤の梯子シーンでは1人が多人数の前で惨殺され、情けない叫び声をただ挙げるだけという構図には心底イライラしてしまった。
ただ、このシリーズはサスペンス色と映画愛が特に強いので特色に付随する推理パートや犯人にかけた謎かけ、論証などの部分はかなり楽しかった...
というか、そこら辺がしっかりしている分に対して犯人がバレる展開があまりにも1パターンだからなんだかんだで、味わい深いはずがどうも幸楽苑の激安ラーメンみたいなクオリティに落ちてしまう感覚で、犯人との一騎打ちも正直「待ってました！」よりも「あぁ、今作も安泰だ、勝ちだよ」と思ってしまう。
同じ様なことをやっているからシリーズとしてまとまっているし、シリーズの特色になるのもわかるが、そろそろ変わらないと見続けられなくなる気もする。
でも続編が出るだけでもかなり嬉しいです。ありがとう🙇
