「イオナ」じゃんとまず観ていて思ってしまった。澤井健の漫画である。知っている人はいるだろうか。破天荒な女教師が少学生を引き連れて無茶苦茶な指導をするという。
毎回着てくるものも違く、いつも豪快。それでいてたまに「いいこと」言うからこたえられない。この映画のキャメロンディアスそのままの感じなの。漫画のほうが先なんでこの映画はその漫画を読んだ人が作ったんではとまで思ってしまった。
まあ、教師なんか多少悪いほうがいいんだよ(お前が言うな)。そんな世間の声がそのまま映画になったのかしらん。「悪いやつ」にこそ真実があるってのはあまりにも通俗な展開だけど、それでもこれはこれでいいかと思ってしまう。
まあ題名だけでどんな映画かわかってしまうんでそこはいいや。キャメロンはコメディやらせたらやはり上手いんだけど少し年とったなという印象も。「メリーに首ったけ」のころの魅力満載とはいかない。この手の映画は(残念ながら)年齢も関係するかもね。
そこそこ面白かったけどややダル。フォロワーさんが語っていたように少し当時の時代とも関係あるのかもしれないが、そこは無念、読み取れなかったよ。