ジェイソン・すげえサムが「俺の正しいはこれだ」とばかりに人を殺しまくる映画。そこに愛はあるのか。
最後もっともらしく正しさを語るけど、おいおいお前何人殺したよと突っ込みたくなる。でもそんなことをジェイソン・すげえハゲは気にしないからな。気にするのは自分の気持ちだけ。ある意味、自分の正しいさえ遂行されればいいのって言うトランプ的な映画でもある。
だから見ていてかなり苦笑。でも筋肉は裏切らない。俺に必要なのは筋肉だけだとトッテモすげえハゲは語る。そうだ正しさは筋肉なんだとばかり敵を殺すのさ。筋肉×ハゲ×血塗れというある意味とがっている作風なので見る人は注意が必要だぜ。
確かに敵に感情移入は出来ないけどそれでもやりすぎだろ、筋肉ダケすげえハゲ。でもそのことを考えに入れなければ次はどんな感じでブチぎれるのか、それだけは楽しい。でも少しでも倫理について考えるとなんだこの映画に感じてしまうからな。そこはどうなんだ、ジェネリックすげえハゲ。スタローン→シュワルツネッガー→すげえハゲという筋肉番付映画なので筋肉がどうしてもたまらない人は見るべきだぜ、Hasta la vista baby!!!!
※あまり真剣に見ないほうがいい映画だと思うけど最後だけ少し考えさせてしまうんでそこがマイナス。こんな映画はもっと考えないで見るべきだ。
※最後まで正式な名前は言ってあげないからな。
※この手の映画としてはスティーブン・セガールもいたなぁと思いだす。でも最近のセガールはただのメガネのおじいさんになってしまった。筋肉も年齢にはかなわないということか。