インフィニティ・プールのmのネタバレレビュー・内容・結末

2年前に海外で公開された時、予告を観てポゼッサーより好きかもと思い、日本公開をずっと楽しみにしていて、日本版ポスターが良くてムビチケも買ってワクワクしながら観に行ったけれどつまらなかった。

始まりからジェームズがパスポートが無いってなるところまでは面白くて好きだったのに途中からドラッグ！セックス！暴力！の中二病みたいな話で、ガビがいきなりジェームズの後ろから手でイカせるところとか、ジェームズが赤ちゃんみたいになっちゃってガビがおっぱいを吸わせる演出も狙い過ぎだし、"普通の人"が一生懸命ぶっ飛んだ映画を作りました。みたいに感じてしまった。

比べるのは良くないけどやはりお父さんとは違うんだなぁ…。

タイトルのインフィニティ・プールってガビの旦那が建設したプールの名前のような意味で話の中で1回しか出てきていないし、何故このタイトルなのだろうと思って言葉の意味を調べたら「プールの縁に手すりなど視界を遮るものがなく、目の前に広がる海や周りの景色と繋がっているように見えるプールのこと」とあって、何となく納得した。この話のクローンと本物の境界線みたいなものはないと感じたので。

そもそも最初に処刑されたのは本当にクローンだったのだろうか…？

しかし相変わらず血の感じとかグロテスクな描写はめちゃくちゃ良かった。

あと、クローンによる処刑を見せられて放心状態みたいなジェームズに向かってエムが「ゴミ捨て場のカニみたいな目」って言ってるの笑った。

そしてポゼッサーと同じくポケモンショックみたいになりそうだった。