Netflixに上がっていたので懐かしくて見てしまった。
江口洋介も織田裕二も竹内力も、また、横浜銀蠅翔も、もの凄く若くてもの凄く芝居が下手。台詞回しがなぜか往年の日活アクション映画だ。
教室に落ちていた「少年ＫＩＮＧ」を拾ってこの原作を読んでいた当時は、この映画に出てきそうな面々がたくさんいる学校に勤めていたけれど、こんなにホンワカはしていない。
校内暴力全盛期で、「児童生徒の問題行動に関する指導の充実について」という文科省通知が出された3年後。今と真逆の生徒急増期に45人overを狭い教室に詰め込んで、服装頭髪の管理教育で締め上げていたのだから、荒れるのは当然だね。
それでも、生徒間トラブルはSNS原因がほとんどでメンタルを病んだ生徒が異常に多い現在と、どちらが健全か考えてしまう。登校拒否数は、当時が約4万人で、現在は約30万人。
