Kz氏さんの映画レビュー・感想・評価

Kz氏

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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.5

よく見るYouTubeの映画チャンネルで語られていたので、面白そうだなあと思ってNetflix検索したら、既に見ていた。Netflix入りたての頃はオリジナル作品が面白くて見まくり、見まくり過ぎて「R>>続きを読む

呪怨2(2003年製作の映画)

4.0

よく見るYouTubeの映画チャンネルで、女性YouTuberがトラウマに陥ったと評していたので、封切り以来のおおよそ20年ぶりに見返したら、面白かった。
はっきり見える幽霊、因果応報無関係の呪いの伝
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ルーザーズ(2010年製作の映画)

3.0

DCコミックス映画化。DCのロゴが出てこないのは、スーパーヒーローものではないから?
ジャスティスリーグやアベンジャーズばかりがアメコミではなく、こういう勧善懲悪アクションも楽しい。米軍特殊部隊が独立
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陰陽師: とこしえの夢(2020年製作の映画)

3.5

中国の若者から圧倒的な支持を集めている監督の作品で、過去の盗作問題を理由に上映中止となったそうな。

陰陽五行は大陸由来のものだから、中国ファンタジーかと思ったら、2001年の滝田洋二郎監督作品と同じ
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パラノーマル・アクティビティ5(2015年製作の映画)

3.0

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1999年)にはまって、「ノロイ」(2005年)も「クローバーフィールド」(2008年)も、もちろん「パラノーマル・アクテビィティ」(2007年)も見たけれど、それ>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.0

肝心なシーンをカットしてスコンと飛んでしまうモンタージュが面白い。
不幸のどん底からお城暮らしの幸福に舞い上がったシンデレラの、その後。
「ヘレディタリー/継承」(2018年)との相似をラジオ映画評で
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.0

逮捕された弟を奪還しようとする兄が、やることなすこと裏目に出る、笑えないコメディ。
コメディに見えるのは、銀行強盗の動機や計画が示されずにドタバタばかりが連続するからで、笑えないのは、ベニー・サフディ
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

4.0

原題「The Sisters Brothers」の方が面白いと思うのだけど…。

ベネチア銀獅子賞フランス人監督のウェスタンに惹かれたのだけど、マカロニ・ウェスタンみたいなケレン味はなかった。のは、当
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

サッドエンド後にタイトル。「すばらしき世界」は反語。
だが、それにしては善意の人に溢れているのはファンタジー。佐木隆三原作は30年前の1990年だから、時代性ということではなく、そうありたいという思い
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スペース・スウィーパーズ(2021年製作の映画)

3.5

今更だけど、韓国映画は凄い。ジェットコースターストーリーもCGもルーカスフィルム(今はディズニースタジオか)に遜色ない。C-3POやR2-D2よりも性同一性障害(?)のもと軍事ロボット、バブズに親近感>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

暴対法制定時と20年後の都道府県暴力団排除条例完成時を対比する。間14年間を主人公の懲役で空白にして、コントラスト明確に描く。

ルンペンプロレタリアートという死語を思い出す。「共産党宣言」に定義され
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なりすましアサシン(2016年製作の映画)

3.0

国際的暗殺者の「実話」を書いたアマチュア作家がそのテロリストと思い込まれてベネズエラの政治紛争に巻き込まれるアクションコメディ。笑ってしまうほどご都合主義の連続だけど、コメディだからむしろよい。全くア>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.5

女たらしの売れないバンドマンが彼女と付き合うために邪悪な元カレ軍団と戦うというお馬鹿映画。ゲームテイストで、60年代TV「バットマン」みたいにオノマトペがテロップされたりするけど、シーンの切り替えがい>>続きを読む

麻薬王(2017年製作の映画)

3.5

覚醒剤を広めたのは日本軍で、戦後も疲労回復薬として薬局で普通に売っていたそうな。アメリカをドラッグ大国にしたのはベトナム戦争とそのカウンターのヒッピームーブメントだから、古今東西政府が売人の元締めみた>>続きを読む

となりのテロリスト(2017年製作の映画)

3.5

スペインのことなど何も知らないので、時々pauseしてはWikipediaを参照できるのが、配信のいいところ。
バスク民族主義急進左派・バスク祖国と自由(ETA)の活動家がアジトで延々と来ない上層部の
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.5

ずいぶんマニアックですね~。
年がばれますが、007は、中学生時代から三本立て映画館(名画座なんてしゃれた名前ではなかったね)で始めて遭遇して以来、DVDも含めれば、全作観ています。別にマニアではない
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

ミュージカルは苦手。歌ったり踊ったりしている間にストーリーへの没入が冷めて、物語のリアリティが立ち消える、というやっかいな脳みそを持っている。が、レミゼは台詞が全然無く歌ばかりなので、逆に集中できる。>>続きを読む

二流小説家 シリアリスト(2013年製作の映画)

3.0

アメリカのサイコサスペンスを日本の現代劇に写すのはとても困難。様々に置換しているけれども、「信者」を持つシリアルキラーという根幹だけはどうしようもない。乱歩的エログロの昭和幻想に変換した方がリアリティ>>続きを読む

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.5

長尺3時間弱の上映時間、微妙に重なりつつ、時間軸の異なる6つの物語が同時進行する構成、複雑さに集中力を要求されるが、堪能できる映画でした。解放を指向する物語。

チャリンコ レクイエム(2012年製作の映画)

3.0

シネマジャックアンドベティ横濱キネマ・カーニバル。
「ギター抱えた渡り鳥」。闘う相手が悪いヤクザではなく、引きこもりの田舎少年というのが現代。

(公開当時のfacebookからコピペ)

ひねくれてもポップ(2011年製作の映画)

3.5

シネマジャックアンドベティで横濱キネマ・カーニバル。
主演は、ミサミサこと北村美岬さんで、高校生の時を知っている人。
生活にだらしがなくてコミュ障気味だけれど、盗撮魔にホイホイついて行ってしまう大胆さ
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.0

韓米仏合作作品。
筒井康隆的椎名誠SF的ディストピアで、何となく旧ソ連映画のような味がする。多文化共生は傑作を生む。

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.5

園子温という人がまともな神経ではなく、まともな神経でない人の表現は面白い、という当たり前のことを確認する映画。色々な映画へのオマージュが(もしくはオマージュがあると思い込ませる手法が)、泣かせる。

呪怨 終わりの始まり(2014年製作の映画)

3.5

ハリウッド版まで作られたシリーズだけれど、原点の東映オリジナルビデオ(DVDがまだない時代!)に回帰したような作品でした。時系列を構成した短いエピソードの積み重ねで、派手なSFXは一切ない作り。古手の>>続きを読む

パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間(2013年製作の映画)

3.5

ケネディ暗殺後、オズワルドの埋葬までの4日間を淡々と描いた作品。
ケネディ暗殺事件は、ウォーレン報告では解決していない世紀のミステリで、何度も映画化されているけれど、謎解きを求めないドキュメンタリー手
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太極 ヒーロー(2012年製作の映画)

3.5

スティーブン・フォン監督カンフーアクション3部作「TAICHI 太極」。公開時も現在も、何の評判もない映画ですが、一見の価値ある傑作です。
オリバー・ストーン作品「ナチュラル・ボーン・キラーズ」+ツイ
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喰女 クイメ(2014年製作の映画)

3.5

四谷怪談は、大昔にTVで「東海道四谷怪談」(中川信夫監督1959年)を観て以来、「嗤う伊右衛門」(蜷川幸雄監督2004年)までをだいたい観ている。三池崇史作品は、VTR(DVDではない)で「新宿黒社会>>続きを読む

二人の女勝負師(2014年製作の映画)

3.0

ずいぶん昔の演劇部OGから、大学では映画研究会だったご縁で、ご招待頂いた。
ホールを巡る自主上映運動。かなり前に椎名誠のホネ・フィルムがこの方式だったことがあるけれど、有名人でもなく、「月桃の花」や「
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天空の蜂(2015年製作の映画)

3.0

家族ドラマが混入するのが何となく切れが悪くて嫌だったけれど、かなりスリリングで楽しめた作品。
川内原発再稼働直後の公開には、意図があるのだろうか。
(公開当時のfacebookからコピペ)

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.5

北野武は、ヤクザ映画の作家なのだと思う。東映が本編からもVシネマからも撤退した跡を継いでいる。
「その男、凶暴につき」から「アウトレイジ ビヨンド」にいたる流れは本筋であるし、本作のようなコメディや、
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劇場霊(2015年製作の映画)

2.0

20年ぶりの「女優霊」続編を期待したのだけれど…
ダリオ・アルジェントが撮りそうな世界。制作費は潤沢そうだけれども、八百万神農耕民族の末裔が演じると、懐かしの「ウルトラQ」か「怪奇大作戦」の特別編にし
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.8

「死霊館」(2013年)のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻の活躍が、スピンオフ作品「アナベル ・死霊館の人形」(2014年)にとどまらず、シリーズ化されそうなのは、とても嬉しい。「~エンフィールド事件」>>続きを読む

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.0

ホームズの活躍の舞台を現代に写した、ベネディクト・カンバーバッチ主演BBC・TVシリーズの特別編。背景を本来の19世紀に戻している。
映画オリジナルだと思っていたので、TVシリーズ特別編と分かって、少
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

民俗学ホラーとでも言うか、怪異の原因を過去へ過去へと大正期にまで遡って調べ、最凶の怪談に至るという構成が斬新。ドラマで仕掛けてドキュメンタリーで撮るの究極というか、モキュメンタリーの新種というか、まあ>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

2.5

脚本監督・白石晃士氏の力業には感動すら覚えました。
Part2「貞子vs伽椰子vs鬼舞辻󠄀無惨」とかやらないかな。

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.5

結局幽霊よりも人間が怖いという話だけれど、「デビルズ・バックボーン」「パンズ・ラビリンス」の監督(あえて「パシフィック・リム」とは言わない)が撮ると、荘厳なゴチック・ホラーになる。

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