Newman

丘の上の本屋さんのNewmanのレビュー・感想・評価

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)
3.8
古本屋さんがいい天気の日に、陽に焼けてしまうのに古本を外に並べているのはどうよと思いながら観始めました。神田の古本屋の多くが本が陽に焼けないように北向きなのになと思って。少年に本が大好きな古本屋のご主人が少年にただで本を貸してあげる話。ご主人はいろんなことを知っていて本が大好きなのが本の話をしているときの幸せそうな顔を見ていてよく分かる。何冊も本を貸してあげ、少年にどうだったと聞き読み方を教えたりもしている。その後、ご主人は亡くなり少年に好きな本を好きなだけ持って行っていいと遺言をする。でも一番の本は、最後にこれは貸すのではあげるといった本だよと少年に書き残す。その本のことをご主人は「人にとってもっとも大切なのは幸せになる権利だ」としているのは気に入りましたが、ご主人が一番の本というのは、「○○だよ」としていました。そこだけは、「えっ」となりました。多くの本を読みその中でこの本が一番だとしている本だったので私も読まなきゃだなと期待したからです。少年が西アフリカのブルキナファソからの移民だったからなのでしょうか?
Newman

Newman