リリィ

丘の上の本屋さんのリリィのレビュー・感想・評価

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)
-
イブラヒムおじさんとコーランの花たちの感じを求めて観た。
かなり近いものはあるんだけど、こちらの丘の上の本屋さんはなんだか教則映像みたいでハマりきれなかった。
原題の直訳は幸福の権利的になるみたいなので、原題を理解できてたらここまで期待値上げずに観られて鑑賞後も"よかった"で終えられたかなぁという感じ。

おじいちゃんと少年のハートフルな交流をもっと掘り下げてもらいたかったなぁ…
エシエンが借りた本を大事に胸に抱えて歩くシーンが良いのと、イタリア人ってこんな感じなんだな、と思える人々の関わり方が軽快で心地良かった。

私も割とたくさんの本を親から与えてもらっていたけれど、あんなに素敵なブックソムリエのいる幼少期を送りたかったなと思う。
姪達に毎年誕生日プレゼントで絵本をあげているけど、姪達が大きくなった時「面白い本を教えてくれる叔母さん」って印象を持ってもらえるようになりたいなと思った。
リリィ

リリィ