こういう感じの映画はとても好き。古本屋の店主が買い取った日記を読む時に、オルゴールをかけるシーンでハートを掴まれてしまった、私も本が好きだから。本屋の棚や石壁やランプなどがステキ、イタリアの田舎の景色や街並みがキレイ。
店主と本好きな少年との会話が良かった。本を買うお金はないと言う割に身なりがキレイで、いい家に住んでいそうだけど、店主はちゃんと吟味して、読むべき本を貸してあげている。
以下、ネタバレあり↓
ラストは、ちょっと「え?」と思った。それ?私が教養がないからピンとこないのか?最初にユニセフのロゴが出ているので啓蒙映画なのか?ちょっと冷めた。良い映画だっただけに残念な気持ち。商業ベースならもっと他の選択肢を持ってきそう。