ミッシーさんの映画レビュー・感想・評価

ミッシー

ミッシー

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.5

3年ぶり3回目の視聴。冒頭のCGと、サラ・コナーとシュワちゃんの登場シーンがあるだけで満足。ターミネーター2の正統な続編というコピーにしびれる。

髪とヒゲが真っ白なシュワちゃんが、赤いダッフルコート
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.3

アキ・カウリスマキ作品の視聴は6本目だけど、これが一番痛かった〜。女性が主人公だからかな…まともなベッドもない低所得層で、母親と義父と三人の生活、働いたお金は家賃に消え、孤独と学のなさから一般常識の欠>>続きを読む

真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.3

アマプラ見放題が今月で終わりなので、大晦日に向けて毎日アキ・カウリスマキ作品を観ないといけなくなった。

例によって、不運が重なる男、理不尽なことが次々起こっても淡々と受け入れる。珍しく子供が出てきて
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.3

アキ・カウリスマキ監督の「労働者3部作」その1、誰も笑顔を見せないラブストーリー、簡潔なセリフ、感情を封じ込めた演技、いつも同じキャスト。この監督の映画はホント好きだわ。

約10年後の「敗者3部作」
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.3

静かで淡々とした映画を観たくて…1984年の旧東ドイツを舞台に、国家保安省(シュタージ)の大尉と、監視対象となる芸術家たちを描いている。序盤は監視社会の様子をみているのがイヤだったが、盗聴をしている大>>続きを読む

パーティー・ナイトはダンステリア(2011年製作の映画)

2.0

トファー・グレイス好きだから観たけど、80年代の音楽やバイト先がレンタルビデオ屋とか懐かしいけど、それだけ。ちょっと不快感もあり、クリス・プラットが白くて肉ついてたなー。

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.3

おもしろかった。デヴィッド・リンチ的な映画だった。吹雪の中を車を走らせるカップル、実家に着き、両親と4人になってからは不穏な雰囲気で特におもしろかった。終盤は予想外の展開だった。

結末が原作とは異な
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マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(2008年製作の映画)

3.8

実話ベースの映画。新聞に連載していたコラムが元になっている。犬が主役ではなく、飼い主であるジャーナリスト夫婦の生活を描いた物語なので注意。やんちゃな犬のマーリーに振り回される様子が見どころではある。>>続きを読む

レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.8

今日から見放題なので早速観た!ドウェイン・ジョンソンと、クリス・エヴァンスの共演なので楽しみにしてたけど、期待しすぎちゃったかな。意外と話が複雑じゃない?口頭説明が多くて集中力が切れそうだった。そして>>続きを読む

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

4.3

こういう感じの映画はとても好き。古本屋の店主が買い取った日記を読む時に、オルゴールをかけるシーンでハートを掴まれてしまった、私も本が好きだから。本屋の棚や石壁やランプなどがステキ、イタリアの田舎の景色>>続きを読む

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

3.8

最後まで観たのは初めて、四人の兄妹が活躍する夢のあるファンタジー映画。後半の戦闘シーンは「ロード・オブ・ザ・リング」などと比べると迫力に欠けるけど、子供向けだものね、そのくせ、ちょっとグロい悪キャラが>>続きを読む

イーディ、83歳 はじめての山登り(2017年製作の映画)

3.8

山登りが始まるのは、スタートから1時間後なんだけど、山登りトレーニングしている時も景色がキレイで、ずっと屋外シーンなら良いのに、と思った。

主人公のお年寄りイーディは、「夫の介護でやりたいこともやら
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

4.3

「スノーマン」「風が吹くとき」の作者が、自分の両親を描いた作品だとは知らなかった!実話となると印象が違うものね。色鉛筆で描いたような手描きの絵をアニメにしてて、この優しいタッチがとても好きだわ。

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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.5

ストーリーが嫌いなので低評価にした。脚本のサム・シェパードは俳優としては好きだけど…。冒頭から、主人公の弟が振り回されていて気の毒だった。弟夫婦の視点だと、困った兄夫婦に振り回される話じゃないですか?>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

-

こんな怖いのムリ!エイリアンとかより全然怖いよー😭50分で離脱。ジェイク・ギレンホール短髪ヒゲなしで良かったし、真田広之すごい出てるし、観たいのに😰

愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.0

若いうちに観ておくと良い映画だと思うのに、結構な性描写があるのがとても残念。

ケイト・ウィンスレット演じる女性の人生はどんなものだったのだろうか?義務教育が当たり前の現代日本に生きる私には、彼女の歩
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

-

ジェイク・ギレンホールのインタビューを見たら、この役のために食べる量を減らして、毎日24km走って、15キロ痩せたと話してた、すごいね。でも、かなり気持ち悪い役、ファンだからこそ見たくない…もう髪型か>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

-

赤サングラスのジェシー・プレモンスを見たかったのに、そこまでたどり着けなかった。冒頭から怖くて薄目で観ていたけど、ガソリンスタンドのシーンでギブアップ。「子供がいるんだよ…」と虚しく響く声、極限状態で>>続きを読む

ウォーリー(2008年製作の映画)

4.8

公開当時、子供たちと観に行ったけれど、その時は特に印象に残らなかった。今回観て、こんなに素晴らしい映画だったんだと気づいた。やはり映画は観るタイミングによって感じるものが違う。

29世紀の地球でひと
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.0

製作・主演はマーク・ラファロ。彼のインスタフォローしているけど、政治や環境問題について日頃から発言している社会派なので、こういう役はぴったりだと思う。実話の重みもあり見応えは十分。

テフロンもそうだ
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ちびっこギャング(1994年製作の映画)

3.8

子供たちがすごく可愛いけど、映画としては特におもしろくないので、好きなシーンだけを編集してそこだけ繰り返し見たい。30年前の公開当時、主演の女の子ダーラは5歳、男の子アルファルファは9歳。

RV(2006年製作の映画)

-

レビュー見るとおもしろそうだし、ロビン・ウィリアムズが出るならつまらないわけがないと思ったけど…早々に離脱。キャンピングカーのトイレの処理でもうダメ、かなりの尺でやる趣味の悪さは合わない。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

以前、40分くらい観て、もう我慢できないと離脱した経緯がある。ハン・ソロに似てないからね…。昔のトークショーでポール・ベタニーが、「スターウォーズシリーズに出たいなぁ」と、ロン・ハワード監督にジョーク>>続きを読む

街のあかり(2006年製作の映画)

4.3

「敗者三部作」の三作目、天涯孤独な青年が主人公。何だか気の毒で見ているのが痛かった。悪い子じゃないのに、まわりから疎まれ、避けられるようなタイプっているんだよね。でも、彼の中には、ある種の闘志がひっそ>>続きを読む

過去のない男(2002年製作の映画)

4.3

「敗者三部作」の二作目、これも好きだ。本当に喜怒哀楽の表現が薄い映画で、セリフも最小限、でも時々笑ってしまう。フィンランドって社会福祉が充実してる豊かな国のイメージが強かった、不況で仕事がないとか、貧>>続きを読む

浮き雲(1996年製作の映画)

4.3

アキ・カウリスマキ監督の「敗者三部作」の第一作目を、興味津々で観たらかなり好みだった。セリフは少ないし、登場人物たちが喜怒哀楽をほとんど出さない。それでも伝わってくるものがある。普通ならキーキー泣いた>>続きを読む

天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

4.5

何十年ぶりに観ただろう…私のベストムービーに必ず入っていた。46年前の映画だから技術的には古さを感じるけど、笑えるしほっこりする。アカデミー賞9部門にノミネートされ、ゴールデングローブ賞の作品賞と男優>>続きを読む

チャンス(1979年製作の映画)

4.0

ウィキペディアに主人公チャンスは"知的障害"と書かれているのに違和感、他サイトでは、"純粋"や"純真無垢"と表現されている。生まれてから屋敷の外へ出たことがなく、テレビを見て生きてきた庭師チャンスの物>>続きを読む

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

3.8

何十年も前に観たけど再視聴。Amazonレビューを見ると好きな人は繰り返し観るくらい、この映画大好きみたい。私にはブロードウェイの演出家の中年男が、不摂生や不倫しまくりだから共感なし。オーディションで>>続きを読む

ROCK YOU! [ロック・ユー!](2001年製作の映画)

3.8

14世紀のヨーロッパを舞台に、冒頭からゆるいギャグや、クイーンの「We Will Rock You」が鳴り響くノリの良さ。若くして亡くなったヒース・レジャーが主演。

ポール・ベタニー目当てで観たけど
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.5

毎日同じことの繰り返しで、アッという間に月日が経ち死に向かっているだけ、そんな虚無感を抱えていた私にとって、この映画から得られるものはいくつもありそうだ。もっと前に観ていたら生き方をアレンジできたかも>>続きを読む

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

3.8

前作の方が良かった。今回の作品は、ここが泣きどころかなと思うシーンであまり入り込めなかった。主人公ライリーは勉強もスポーツもできて、文化的な素養もある中学生。両親は仲が良く親友もいる。勝ち組の印象だか>>続きを読む

ライリーの初デート?(2015年製作の映画)

4.0

今日から「インサイド・ヘッド2」が配信されるけど、シリーズのショートを観たら…かなり笑った!実質4分くらいなのにクオリティ高い。しかも、声がカイル・マクラクランとダイアン・レインだったー😂

バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

開始から47分くらい、クリスティーナ・アギレラが歌い出すシーンが好きで、そこだけ何度も観てしまう。田舎から都会に出てきて、ハリウッドで職探しする設定が夢がある。スタンリー・トゥッチをはじめ脇を固める俳>>続きを読む

終着駅 トルストイ最後の旅(2009年製作の映画)

3.5

ロシアの民族衣装みたいな格好をしているジェームズ・マカヴォイ、ロシア人の役だからね。襟が独特で左側で留めるチュニック風、袖口がふんわり、上からベルトしてブーツ履いてる。ルバシカという服装らしい。ジェー>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

3.5

この映画は制作前から、子供が銃を撃ち人を◯す設定が問題視され資金調達ができなかったそうだ。配信されなくなったのは倫理的な問題なのかな…「スパイキッズ」みたいかな?と小学生くらいの子供と観たらいけない映>>続きを読む