パーコーメン

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビーのパーコーメンのレビュー・感想・評価

4.2
ベイビーわるきゅーれの続編映画。ゆるゆるなゆるさと圧倒的なスタント、アクションの折り合いがたまらん作品。ゆるさは前作以上で引越された部屋での二人の会話劇はほとんどアドリブじゃないのかな。ファン目線で観てしまったので会話劇がまた観れるってだけで嬉しい。
ちさととまひろ意外にも準レギュの田坂さんが深掘りされたのは良かったけど相変わらずウザい兄さん。後輩ギャルも中々なキャラ。まひろさんも口数が増えてて良かった。
ストーリー自体は中盤ちょっとダレてたのと、敵キャラがプロの殺し屋の下剋上を狙うバイトの兄弟って小物すぎるのが気になる点。
前作がヤクザとの抗争にまで発展したので勢力は明らかにダウンです。2人の戦闘シーンも序盤の銀行強盗と兄弟の計4人だけなので雑魚キャラでも良いからもう少し違う戦いを観たかった。
この作品の味の一つである小ネタやぶっ込みは相変わらず多い。花束みたいな恋をしたをイジってたのにはビックリだしツボった。渡辺哲さんがビジュビジュ言ってんのオモロいわ。
将棋のくだりも大事な内容じゃないのに割と尺長めにやってるし、映画でしか出来ないようなことばかりが繰り広げられている。
世間のいろんな事をいじりながらゆるいキャラ、ゆるい会話劇でガチなスタントが見れる相変わらず不思議な映画。