やっと鑑賞出来ました待ちに待ったベビわる2作目！
1作目はここ5年の邦画で1番好きだと胸を張って言えるくらい、特にちさまひの2人の掛け合いが大好きで、本当に首を長くして待ってました。
公開からはやや日が経ったが、昼間の上映館が少ないからか、思ったより座席はパンパン。中々名が売れてきたな、阪元も。
さて映画の中身についてであるが、やはりこの監督は『エンターテイメント』が上手すぎる。毎度毎度映画を見る度に少しずつ違ったニュアンスがありつつも、本当にその評価に尽きる。
長回しの日常系ゆる会話は前作通り（むしろ加速していてややオーバーな節はあるが）で、今回はちさまひだけでなくて他の登場人物たちも皆愛おしくなるゆるシーンがたくさん。
そして前回はちさまひ2人の、思春期っぽい、青年期っぽい、甘い葛藤が描かれていたけど、今回の神村兄弟はもうちょっと根源的な葛藤で、ともすると重たい雰囲気になりかねないところを極上のエンタメとしてまとめているのが流石です。
阪元作品にしては人が死ななすぎるのが個人的にはちょっと物足りたさがあったが、ラストのアクションシーンは流石。伊澤さんもお見事です。
1本の映画としての出来は1作目を超えているかもしれないが、やはり個人の体験としての前作の衝撃がヤバかったので、スコアは相対評価で-0.1で。、
あとはマジで蛇足の繰り返しになるが、1作目のちさまひの2人が好きすぎる（勿論それ以外のどの要素を取っても良い映画なんだが）ので、神村兄弟や田坂さんを描いていた分相対的に2人の要素が減ってしまった寂しさが、、
お願いだから更に続編下さい。ドラマシリーズの日常編で良いので。マジでお願いします。
