ヒロシ(以下ヒ):阪元裕吾監督の名作『ベイビーわるきゅーれ』の待ってましたの続編!今回も「ちさと」と「まひろ」の殺し屋コンビが大活躍します!
課長(以下課):今回はどちらかというと敵役に多くスポットをあてた感じで、丞威と濱田龍臣演じる新人殺し屋神村兄弟がなかなかの奮闘ぶりだ。
ヒ:『最強殺し屋伝説国岡』もそうですが、このシリーズの重要な要素になっている「殺し屋協会」の正規メンバーを狙って、神村兄弟が主人公を襲撃するというのが主なストーリーです。
課:シリーズ用語で「野良」というフリーの殺し屋が、殺し屋協会のメンバーを殺せばそのポストに付けるというデマを信じて行動するんだが、なんか殺し屋なのに妙に熱血で青春してるのが良いんだよな。
ヒ:部活の延長みたいな感じでしたもんね(笑)、前作は殺し屋が依頼を受けてないときはどんな生活をしてるのかという「殺し屋の日常」を切り取った演出が斬新でしたが、今回はそれに加えて、殺し屋の家族愛や恋愛など「青春ドラマ的な要素」をぶっこんでくるというなかなか新しい試みです。
課:殺し屋というと基本暗くて悲劇的なもんだが、本作は真逆の明るくて爽やかな感じだ。言ってることは矛盾していると思うが、このギャップが楽しいんだよなー。
ヒ:ですねー!とはいえアクションもバイオレンス描写もちゃんとしてますし、ハードでサスペンスフルなノワール系を見たい!でも残酷なのはちょっと、、、っていう人にうってつけの作品じゃないでしょうか。
課:ギリギリ100分の短尺なのに、満足感は半端ない殺し屋アクションの進化系だ!オススメだぞー!
ストーリー 4
キャラクター5
世界観 4
演出・演技 3
音楽 4
チュール食べる?度99