おしお

デシベルのおしおのレビュー・感想・評価

デシベル(2022年製作の映画)
3.8
ウヌの映画初出演ってので本国公開から約1年待ちました。映画館でやってくれてありがとうございました……

とある潜水艦の事故から生還した元海軍副長カン・ドヨンがある一軒家での爆破事件のニュースを目にしたところに一本の電話が。内容は「次のターゲットはサッカースタジアム。警察へ通報したり、観客を避難させたら爆発させる」というテロリストからの脅迫だった。
仕掛けられた爆弾は騒音が一定のデシベルを超えると制限時間が半減し、爆発する仕掛けになっている⏰💣💥
爆発物処理班にいる妻や幼い娘を人質にされながらも、国民を守るために爆発物や犯人を追って奔走するーー

今回の事件のきっかけになる潜水艦で事故が起きるまでの話も入ってるんだけど、"騒音"の要素どこかな~ってなる。潜水艦って音を拾って探知するから、"音(デシベル)"の要素を大事にしたかったとか🤔?
犯人の動機含めどちらかといえば"選択"要素の方が大事そうだったけど…(ここは2つの爆弾を処理するにあたってどちらを優先するかとかそういう部分にあたるのかな)

背景が背景なだけに、潜水艦でのみんな仲良しわちゃわちゃシーンからの最後のシーンは結構グサグサくる。良いこともあれば悪いこともあるんだけど、それの対比がしんどい……
あと結局お国の問題揉み消しみたいな政治絡みなところもあるのがなんとも韓国っぽい。


本国で公開されてからチャウヌと同グループのムンビンが「何ヶ所か泣けるポイントがあります~」なんてプメで話してくれてたのですが…
「泣ける要素本当にあるんか??」と半信半疑だったものの、最後まで見たらなるほどね~となった。
韓国のドラマとか映画って正義と悪がしっかりわかれてて、悪役に同情することがないくらい性格クソに描かれてること多い(気がするんだ)けど、今回の犯人の動機聞いたらね……なんかそっか……ってなってしまったし、最後の兄弟ショットつらすぎる🥲

顔が良いチャウヌの兄役ってハードル高そうだな…って思ってたけど、イ・ジョンソクなのは正解すぎるだろ…ってなった🙆‍♀️
おしお

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