おしお

グランド・ブダペスト・ホテルのおしおのレビュー・感想・評価

4.0
グランド・ブダペスト・ホテルのオーナーがとある作家の宿泊客(ジュード)に自身の昔話をするところから話がはじまる。
格式高いグランド・ブダペスト・ホテルには伝説のコンシェルジュと言われるグスタヴ・H(レイフ)がいた。
究極のおもてなしを信条とするグスタヴは、長年懇意にしてきたマダムDが殺害された事件に絡む莫大な遺産相続争いに巻き込まれる。
愛弟子のベルボーイ・ゼロとともに逃避行をしながら真犯人を探すために欧州大陸を飛び回るーー


時間軸が(現代+)1985年+1968年+1932年にわかれている(アスペクト比が変わってるんですってね……)
話によってチャプター分けされてカットが入るんだけど、どうしてもチャプター分けされてる作品に苦手意識があり……(タランティーノがあわないと思っているせい)なんて観ながら考えていたものの、そんなこと忘れるくらいに映像のすべてが美しくて最高だった🥳

気品があるのにどこか口の悪いグスタヴも良かったんだけど、愛弟子のゼロよ……どんどん愛着が湧いていく不思議🥺汽車の中でのグスタヴとゼロの話すシーンめちゃくちゃ良かった……
雇われ暗殺者っぽいジョプリング(ウィレム・デフォー)がいかにもすぎて思わず笑ってしまった😂スキーをソリで追うシーンおもしろすぎた👏🏻
刑務所のシーンもおもしろい、、きちんと弔うのかと思えば「引き分けだな」って。脱獄して臭いが気になりすぎたせいで香水持ってきてなかったゼロにキレたグスタヴよ……笑

背景というか撮影地というか、、すべてがアート作品なんだよなあ。本当に至るシーンが綺麗だった。
あとなんかわからんけど役者が豪華。


そういえばウェス・アンダーソンの作品ってきちんと観たことなかったな~ってなったので、これから少しずつ過去作品も観てみようと思います🙃
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