柊

岸辺露伴 ルーヴルへ行くの柊のレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.4
原作アニメもあまり興味がない私。NHKドラマで放映されていて録画したけど,結果評判の割には私にはあまり面白くなかった。
それに飯豊まりえも木村文乃も私は割と苦手。なら何故?と思うがそれはやっぱり高橋一生だからかな。期待はしないけど彼の生物的に無機質な部分がどんな風に今回は現れるのかは興味がある。

何といってもロケ地が素晴らしかった。ルーブルはもちろんだけど、若き日の岸辺露伴時代の建物や設えなどどれも一級品。エンドクレジットで見たら「向瀧」とあったので,さもありなんと納得。その他の自然豊かな風景も奥会津なのかな。緑がとても美しかった。

ストーリーも悪くはないし、これ単発で鑑賞してもそれなりに楽しめると思う。
じゃぁ何が気に入らないか?と問われればそれは飯豊まりえが演じる編集者のキャラかな。テレビ版でも思ったけど,アニメ特有の女子キャラ?原作通りなのかもしれないけど,私がアニメ嫌いなのってこういう女子の設定なんだと思う。

いろいろちゃんとした作品になり得るのにあの女子キャラが…作品をより良くしているとは思えない。せっかくの作品もどっか色もの的でお子ちゃま映画になってしまった。
柊