岸辺露伴 ルーヴルへ行くの桐野の個人的なメモのネタバレレビュー・内容・結末

ドラマは視聴済みで原作はルーブルだけ未読、という状態だったけど楽しめた。
黒い絵の謎を追うというストーリーも面白く、ヘブンズドアーという特殊能力があるがそこは＋αな要素なのもミステリらしい面白さだなと思った。ちょくちょく挟まるルーブルの小ネタも良い。

なにより岸辺露伴と泉編集者の掛け合いが楽しい。元々富豪村のみのキャラクターだった泉編集者をここまでオリジナルにキャラ付けして、かつ露伴の魅力も引き出すような名コンビにしたのは上手い。

映像は終盤の発狂シーンがちょい安っぽいなと感じたけど、黒い絵が出た瞬間の静まり返った空気など、全体的にしっとりとした雰囲気だからこそ映画館向きだと感じた。

しかし露伴が過去に出会った女性（奈々瀬？）はなんとなくモナリザに似てるような……。