『人間の手におえるぅぅ 美術館じゃぁぁない そんな気がするね 』
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約250年前に日本人が描いたこの世で最も黒いという絵を追いかけルーヴルへ。ジョジョの世界観を異質な雰囲気を漂わせながら映し出すことでリアリティラインのバランスがやはり絶妙に巧い。美術館地下室シーンは突然にチープだったが、マンガの短いプロットをロマンホラー感を失わず映画サイズへ膨らませた仕立ても良きッ!
スクリーンサイズでなければならない作品ではなかったが、泉京花役の飯豊まりえが始まりから終わりまでずっとカワイイのでワタシの心の扉は開かれたのである
高橋一生が見事に露伴先生になっており彼が適役であることに異論は無いが、古のジョジョファンとしては若き日の安藤政信の顔や身体つきの方がビジュアル的には露伴先生のイメージだったりしたんだよなー、なんてネ。
幼少期に練習したのはカメハメ波ではなく、山吹色の疾走(オーバードライブ)、波紋なのだよ。そう、呼吸なのだ。あ、鬼滅も呼吸だね。DIOは吸血鬼だし、弱点は太陽だし、柱の男達(カーズ・ワムウ・エシディシ)だし、みんな大好き荒木飛呂彦。
ああ大脱線レビュー。