あとくされ

岸辺露伴 ルーヴルへ行くのあとくされのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
4.0
ルーヴルにお出掛けできたみたいな気分になれていいわね。
高橋一生のフランス語を聞けるのも良き。
テーマは忘却だったのはおフランスな風情があってよいわ。プルーストの失われた時を求めてを想起したのは俺だけじゃないはず。
後悔なく生きることを体現した人物として泉キョウカが設定されてるのおもろし。
追憶のなかでのナナセの夏の肢体がとても艶やかでよかった。汗ばむ肌をあれほど艶かしく映している映画もなかなかなかろう。
後悔に対して忘却で挑むのは、なんというか、道徳的だと思ったな。来るべき道徳的主体の気配とでも言ってよいものか。
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