ベーべ

罪深き少年たちのベーべのネタバレレビュー・内容・結末

罪深き少年たち(2022年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

狂犬の…

観ていて超しんどかったが、作品としては非常に良かった。
(ゆーさま399P)

邦題のおかげで、少年たちが悪いのかと思っていたが実は逆で、少年たちは被害者だったのが最初のびっくり。

ソル・ギョングが演じるのは、周囲に狂犬と呼ばれるほどの我が道を行く熱血刑事。
昇進や体裁など関係なく、己の正義を1番重視している。
ある日、解決済みの事件の真犯人を知っているという連絡が入り調査に乗り出すが、そこで警察と検察の闇に直面する。

もうとにかく、終始観ていてイライラする。
(実話に基づいているから尚更)
ソル・ギョング自体の動きはそんなに悪くはないが、敵も味方も含め周りがダメ過ぎる。
イケメンだったのは、嫁のヨム・ヘランだけよ。

最後も展開的には消化不良だが、実話に寄せているから仕方ないのか。。

キャストでいうと、主人公のソル・ギョングは何も言うことなし。
唯一の味方の部下にホ・ソンテ
1番の敵の警察にユ・ジュンサン
男前な妻にヨム・ヘラン
悪徳検事にチョ・ジヌン
物語の鍵を握るソ・イングク
(あとは忘れた)

・あらすじの整理
→1999年に強盗殺人が起こる
→事件後すぐに3人の少年が逮捕される
→2000年に真犯人の密告が入る
→真犯人たちを集めるが、陰謀に勝てず終了
→理不尽に左遷される(以降の昇格も無し)
→2016年、当時全く協力しなかった遺族が協力を仰いでくる
→また妨害されながらも資料集める
→真犯人に証言を頼む
→裁判へ
ベーべ

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