殺し屋珍道中withザ・スミス。脳内でニヒルに格言を散りばめたモノローグを決めてる殺し屋が普通にめっちゃおっちょこちょいというギャグに笑えるかどうかが全てな気もする。笑えても、2時間このノリに付き合うのは退屈…。
フィンチャー、前作の「Mank/マンク」は観れてないんだけど、Netflixオリジナルを「Netflixが全部金出してくれんなら、セールスとか評判とか気にせず好きにしていいんだなよっしゃー!」と都合よく解釈している節がある。生馬の目を抜くが如し映画界でクリエイターがやりたいことやりながら生き残る為には、この態度が一つの正解かもしれない。トレント・レズナーの音楽はバキバキインダストリアルで良かった。フィンチャー映画イントロクイズがあったら絶対他の映画と混同するけど。