デビット・フィンチャーとマイケル・ファスベンダーがタッグを組んだ、「プロジェクトX」殺し屋版といったところか。
M・ファスベンダーの独白、「俺の流儀」がウザいほど語られる。
女性も躊躇なく殺す、非情な殺し屋像がクール。
電動バイクやスマートキーと言った現代的ガジェットを使いこなしている点が、ゴルゴ13と一線を画す。
一方、俺の流儀を説く割には、色々ヘマをして、尻拭いに奔走している気もする。
会社にいる、口だけ達者で仕事できない人のメタファーかな。
冒頭にファスベンダーが見せる、ヨガの体幹は見習いたい。