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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションII それぞれの剣のKUBOのレビュー・感想・評価

4.0
新作『FREEDOM』鑑賞前に『機動戦士ガンダムSEED』を総集編でざっくり復習5回目。

結婚式からカガリを連れ出すフリーダムは『卒業』だな。

ニセモノのラクスは胸揺れすぎw

「なぜ人は戦い続けるのか? なぜ戦争はなくならないのか? 人は常に戦争なんか嫌だと叫び続けているのに」

「それは戦争を望む者がいるからでしょ。最も消費効率の良い産業として」

ウクライナ戦争の裏側なんかとも通じるなぁ。

「あれは危険だ! 戦おう! 人間の歴史にはずっとそう叫び続けてきた人がいるんです。自分たちの利益のために」

今、日本の政府もずっとこんな危機感を煽ってる。

「ステラとシン」は「カイとミハル」か?

「ザクとは違うんだよ、ザクとは!」西川貴教、この台詞、うれしかったろうな〜w

総集編だと活躍はちょこっとだけだけど、ハイネの死はショッキングだったよなぁ。

エクステンデッド=強化人間。キーワードで精神に異常をきたすのは『Z』のロザミア・バダムと同じ。

『SEED』の時から一貫してテーマとなっているけど、本作でもテーマは「戦争に巻き込まれる小国」。トダカ1佐の1佐からオーブは日本なんだろうけど、安保法制でアメリカとの軍事同盟を進めれば、日本の行末はこうだよ、と。

2002〜2005年に『ガンダムSEED』『DESTINY』が放送され、

2006年、安倍政権下で改正自衛隊法が制定され本来業務としての自衛隊の海外派兵が可能になった。

『SEED』製作陣の当時の日本の右傾化への警笛として本作を制作した慧眼には改めて脱帽する。

アニメと侮ること勿れ。深い!

つづく
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