ニューヨークのナイトクラブで人気歌手のローレライと相棒のドロシー。ローレライの婚約者の計らいで豪華客船でドロシーと共にパリへ行くことに。しかしそこにはローレライの素行を調査しようとしている婚約者の父親が雇った私立探偵が乗り込んでいるミュージカルコメディ。
やはりマリリン・モンローに尽きる作品でしょう。ローレライを堂々と演じきる見事な演技力に、歌と踊りも完璧にこなすその姿は花形スターと呼ばれるに相応しいほど。
彼女の友人であり相棒のドロシー役のジェーン・ラッセルの力強い存在感も素晴らしかった。マリリンとの掛け合いも息ピッタリ。彼女のおかげで作品自体の面白味も上がっていると思います。
華やかなミュージカルシーンも見所満載ですし、テンポも非常に良く1時間半があっという間。ラストも気持ちの良い終わり方なので誰でも楽しめる作品でしょう。
