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紳士は金髪がお好きのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

何よりもお金に目が無いローレライにも関わらず、何故か憎めず逆に魅力的なキャラクターに思えもっとローレライの物語が観たくなりました。
親友のドロシーも友達思いなのが伝わってきて、親友の身代わりになって裁判に出たりと、相容れない二人にも思えながら誰よりも固い絆を感じて素敵でした。
衣装も当時ならではのデザインが可愛らしく華やかで、次々と切り替わる衣装を観ているのも楽しかったです。
元々ミュージカルがあまり得意ではないものの何故かこれは純粋に楽しめ、特に『ダイヤは女の親友』でマドンナのPVはこれを元にしていたと今更知れて、何気に人間シャンデリアもインパクトがあって印象的でした。
ストーリー自体もコメディ要素が多く終始笑え、窓に引っかかったのを隠すため毛布で誤魔化すシーンでの異様なデカさには爆笑し、フィルム奪還作戦での二人の強引さも面白かったです。
もっとマリリン・モンローの出演作が観たくなる、美しくも面白い作品でした!
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