りーん

ナチスに仕掛けたチェスゲームのりーんのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オリヴァー・マスッチがチェスをするっていう情報しか知らずに観たら面白かった。
ある意味拷問。あんなふうにされたらおかしくなる。
たまたま手に取った本が退屈な娯楽のもので、だけどそれにのめり込んで、いつの間にか…
幻想だと気づいてから、だんだんとその範囲が広がっていくかんじがゾワリとした。物や言葉から怪しく感じて、まさか全て妄想だったなんて。
現実と妄想が交差するシーン好き。
ベッドの金網すらチェス盤に見立ててしまうのが印象的。
壊れちゃったんだ。
疲弊していくオリヴァー・マスッチとってもよかった。
ゲシュタポの人は「西部戦線異状なし」のカットの人か!
あとジョエル・バズマン久しぶりに見た。
こういう邦題よくないと思う。
原作読んでみたくなった。
りーん

りーん